四天王寺(大阪市天王寺区)の納骨とお寺の永代供養について

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大阪市内で安心して遺骨を預けられる寺院をお探しの方に、おすすめのお寺があります。
それは、大阪市天王寺区にある四天王寺(してんのうじ)です。最近では、同じく天王寺にある一心寺が遺骨の受け入れ制限を始めたため、お寺の認知度も物理的な距離も一心寺に近しく、宗派関係なく納骨できるお寺として、四天王寺が遺骨の納骨先に選ばれるケースが増えてきています。

このページは、一心寺と同じくらい遺骨の納骨先として知られている、四天王寺の納骨総祭塔(合同墓)への納骨や、お寺の永代供養について、詳しく説明していきます。

四天王寺の基本情報

四天王寺(してんのうじ)は、大阪の天王寺界隈で一番と言っていいほど有名なお寺です。海外や国内でも遠方から観光に訪れる方も多いですし、周辺地元の方にも人気で活気あふれる寺院です。御朱印巡りで訪れる方もいらっしゃいます。 正式には、和宗総本山 四天王寺といいます。

四天王寺の基本情報
  • 名称:荒陵山四天王寺
  • 住所:大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
  • 交通アクセス:大阪メトロ 四天王寺前夕陽ヶ丘駅から徒歩5分
  • 宗派:和宗 総本山
  • 拝観時間:六時堂 8:30~18:00
    ※門は24時間に出入りできます。
    ※お堂・中心伽藍・庭園は 16:30迄(季節によって変動します)
  • 拝観料:中心伽藍・極楽浄土の庭・宝物館以外は無料
  • 駐車場:なし
四天王寺の納骨と永代供養について 極楽門
参拝者で賑わう四天王寺

和宗総本山 四天王寺は、聖徳太子が建立した七大寺の1つであり、祀られているご本尊は救世観音(ぐぜかんのん)、お寺の山号は荒陵山です。聖徳太子のお寺としても知られています。

また、四天王寺の境内にある、私立の四天王寺高等学校や四天王寺中学校はとても有名な女子校です。ちなみに、大阪府羽曳野市に本部がある四天王寺大学は、人間教育の場として創建された四天王寺敬田院が起源となる大学です。中学・高校・大学ともに、四天王寺学園が運営している学校です。

四天王寺高校・ 四天王寺中学

四天王寺の納骨について

四天王寺には、四天王寺霊苑とよばれる一般墓地と、納骨総祭塔(のうこつそうさいとう)とよばれる合同墓の二種類の墓地がございます。納骨総祭塔と合同墓は、呼び方が違いますが意味合いは一緒です。このページでお伝えする「納骨」とは全て、納骨総祭塔(合同墓)への納骨のことを意味しています。

四天王寺霊苑(一般墓地)のお墓へ納骨される方は、こちらのページをご覧ください。

四天王寺の納骨にかかる費用

四天王寺の納骨総祭塔(合同墓)への納骨にかかる費用は、納骨回向料:1霊につき 10,000円~です。一万円以上からは、施主のお気持ちで納骨回向料を決め、お寺へお渡ししてください。お寺のお布施と同じで、納骨料金はきちんと定められていません。

納骨回向料 一万円をお寺に納めて納骨した場合、毎朝・毎昼に、四天王寺の僧侶がお勤め(回向)されます。この回向は、合同で行われるものであり個別ではありません。特別納骨回向を申し込むと、個別で回向していただけます。

四天王寺の納骨費用まとめ
  • 納骨回向料:1霊につき10,000円~(合同回向のみ)
  • 特別納骨回向料:1霊につき30,000円~ (個別回向あり)

四天王寺の納骨総祭塔(合同墓)への納骨は、宗旨宗派を問いません。
さらに、納骨総祭塔(合同墓)へ納骨する際に重要なのが、一度埋葬された遺骨を取り戻すことはできないということです。この件は、家族や親族にも相談しておくことが望ましいです。掲載費用は「1霊につき」の値段なので、納める遺骨が複数ある場合、納骨にかかる費用は変わります。

お墓じまいやお墓の引越しをされて複数の遺骨を納める場合は、納骨にかかる費用が変わるだけでなく、改葬(かいそう)の書類も、1霊位ずつ準備する必要があります。


四天王寺へ納骨する時の準備物と服装

四天王寺の納骨総祭塔への納骨申し込み時に必要なものは 、火葬証明書(遺骨を移してくる場合は、改葬許可証)、戒名法名、もしくは俗名(お名前)、故人の死亡年月日と亡くなった年齢(享年)、施主の住所、氏名、電話番号、施主の印鑑、遺骨の入った骨壺です。

納骨時の服装は、喪服じゃなくても大丈夫です。私服ですと、黒やグレーや紺などの地味な色の服装が好ましいです。

四天王寺の納骨時に準備するもの
  • 火葬証明書、もしくは改葬許可証
  • 戒名法名、もしくは俗名
  • 故人の死亡年月日と享年
  • 施主の住所、氏名、電話番号
  • 施主の印鑑
  • 遺骨の入った骨壺

四天王寺の納骨の申し込み受付

四天王寺の納骨総祭塔の申込受付場所は、境内の亀の池の北側にある「六時堂」です。六時堂は、正確には六時礼讃堂と呼びます。納骨の申し込みを希望者は、コロナ対策のため、混み合う時間を避けて、六時堂へ訪れてください。

四天王寺の納骨と永代供養について 納骨受付 六時堂
四天王寺/六時堂 正面
四天王寺の納骨と永代供養について 納骨受付 六時堂
四天王寺/六時堂 受付

四天王寺の納骨に関する質問は、納骨の申し込み場所である六時堂へ問い合わせると教えていただけます。

納骨申し込み場所である六時堂への行き方を下記の動画にまとめています。納骨の受付をご自分でされる方は、事前にこちらの動画をご覧ください。動画の後半には、遺骨が埋葬される納骨総祭塔や仮安置される納骨堂の場所も案内しています。

四天王寺への納骨方法。申し込み場所は?遺骨を預けた後、どうなるの?納骨料金は本当に1万円?

四天王寺へ納骨した後の遺骨の行き先

四天王寺へ預けられた遺骨は、まず初めに、境内の阿弥陀堂の隣にある納骨堂へ仮安置されます。そして、年に三回執り行われる納骨法要のときに、納骨総祭塔(合同墓)へと移されて合同埋葬されます。
最終的な遺骨の埋葬先は、納骨総祭塔(合同墓)となります。

納骨総祭塔 入り口
納骨総祭塔 内観

納骨総祭塔の開閉時間は、4月~9月までが開門8:30/閉門16:30、 10月~3月までが開門8:30/閉門16:00 です。現在、コロナ対策として、バケツと柄杓の貸し出しは行われていません。

四天王寺の永代供養について

先にお伝えしたように、納骨回向料 一万円をお寺に納めることで毎朝・毎昼の僧侶のお勤め(合同回向)が行われるのですが、四天王寺では、その回向とは別に、永代供養を申し込むことができます。

四天王寺の境内にあるお堂ごとに受けられる供養や奉納は違ってきます。ここでは、北鐘堂(きたがねどう)の永代供養について説明します。北鐘堂の他にも、供養や奉納を申し込めるお堂がたくさんありますが、参考例として北鐘堂を取り上げます。

北鐘堂 正面
北鐘堂 永代供養受付

北鐘堂の永代供養は、大きく3つの供養に分けられます。

  • 永代祠堂(えいたいしどう)→ 過去帳に名前が記載される
  • 永代位牌安置(えいたいいはいあんち)→ 位牌が安置される
  • 永代阿弥陀如来奉安(あみだにょらいほうあん)→ 阿弥陀如来像が描かれたプレートが奉納される

次に、この3つの永代供養について詳しく説明します。

北鐘堂の永代祠堂について

永代祠堂の供養とは、堂内の過去帳に霊名や戒名・法名(もしくは俗名)を記載して行われる永代供養のことです。日牌(にちばい)という毎朝、霊名供養を行うタイプと、月牌(げっぱい)とよばれる毎月の命日に霊名供養を行うタイプがあります。

北鐘堂の永代祠堂 費用
  • 日牌(毎朝のご供養):1霊につき200,000円
  • 月牌(毎月の命日のご供養):1霊につき100,000円

永代に亘り過去帳にお名前が残されて、しかも、後継ぎがいなくても四天王寺 北鐘堂が墓守の代わりに、先祖供養を行っていきます。

北鐘堂の永代位牌安置について

四天王寺 北鐘堂の永代位牌安置とは、永代位牌を安置するタイプの永代供養です。位牌の霊名を永代過去帳にも記載して毎朝供養されます。上で説明した永代祠堂は過去帳のみの供養ですが、こちらはお位牌も安置できるということです。

北鐘堂の位牌安置 費用
  • 位牌安置(毎朝のご供養+永代位牌):1霊につき350,000円

位牌作成料や位牌本体の金額も上記に含みます。お位牌を安置したいという方は、こちらの永代供養方法がおすすめです。

北鐘堂の永代阿弥陀如来奉安について

四天王寺 北鐘堂の阿弥陀如来奉安とは、阿弥陀如来像が描かれた木板のプレートに霊名や命日などを記載して供養する方法です。位牌も過去帳記載もなく、プレートは阿弥陀如来の分身として奉納され、永代に亘り供養が続けられます。

北鐘堂の阿弥陀如来奉安 費用
  • 阿弥陀如来奉安:1霊につき200,000円

上記3つの永代供養は、いずれも宗派を問いません。また、生前に申し込むことも可能です。四天王寺 北鐘堂の永代供養に関する質問は、直接、北鐘堂で問い合わせるとお応えいただけます。

四天王寺へ納骨するだけでなく、過去帳や位牌をもって永代供養を申し込みたいという方は、ぜひ北鐘堂の永代供養を検討されてはいかがでしょうか。


四天王寺と一心寺について

大阪府内や関西地方にお住まいの方だと、遺骨の納骨・供養先としてパッと思い浮かべるお寺は、大阪市天王寺区にある一心寺(いっしんじ)ではないでしょうか?

永代供養 大阪一心寺の遺骨制限
お骨佛のお寺 一心寺

遺骨の受け入れ先として、最も有名なのは一心寺のように思います。四天王寺で遺骨を納めることが出来ることを知っている方は、意外と少ないのではないでしょうか。

ご存じの方も多いと思いますが、一心寺は、遺骨の受け入れ先として、関西地方で大変有名なお寺です。毎日お参りの方は後を絶えません。そんな一心寺ですが、令和3年より納める遺骨の受け入れ制限を行うようになりました。現在、受け入れてもらえる遺骨は、喉仏ほどの小さな遺骨だけです。

近年、お墓業界では、墓じまいの需要が非常に高まってきています。墓じまいがブームとなり、関西地方の方(特に大阪)の中では、「墓じまい後の遺骨は一心寺へ」という考えが主流となって、この十数年間ほど、一心寺に墓じまい後の遺骨が集中していました。

初めて納骨するような真新しい遺骨の状態と、墓じまいした後の遺骨の状態は少し違います。墓じまい後の遺骨の中には、墓石の中にあったときに混ざった砂や石などの異物が含まれることが多々あります。従来、一心寺では、預かった遺骨を粉骨にしてお骨佛(こつぼとけ)と呼ばれるお釈迦さんを模した形へと成形する風習があります。すなわち、遺骨以外の砂や石などが混じる墓じまい後の遺骨は、骨佛へと成形される際、とても手がかかってしまうのです。

こういった経緯から、現在の一心寺では、墓じまい後の遺骨の納骨を一切受け取らないという「遺骨の受け入れ制限」を行っています。

このページで紹介している四天王寺では、遺骨の受け入れ制限は行っていません。一心寺の遺骨受け入れ制限開始されてからは、四天王寺へ納骨される方が多くなってきています。

四天王寺の地図とアクセス

四天王寺のアクセス情報
  • 住所:大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
  • アクセス:大阪メトロ谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘」駅から南へ徒歩5分
  • 駐車場:無料駐車場はございません。近隣のコインパーキングを利用して下さい。

遺骨が埋葬される場所と、納骨の申し込み(受付)をする場所は異なるのでご注意ください。納骨の申し込み(受付)場所は、こちらの動画で案内していますのでご覧ください。

【まとめ】遺骨の納骨先をお探しなら、四天王寺

いかがでしたでしょうか。
大阪市内で安心して遺骨を預けられる寺院をお探しの方には、四天王寺への納骨をおすすめします。今後は恐らく、一心寺への納骨を希望されていた方も、四天王寺の納骨へと段々と移行していくことでしょう。

ただ、大阪市内には紹介した四天王寺や一心寺の他にも、納骨施設や合祀墓を持つお寺がたくさん存在します。大阪だけでなく全国区でみても、色んな寺院が永代供養ができるようになってきています。

「遺骨供養は四天王寺しかありえない!」と思わず、ご自身や家族の要望にあった納骨先・永代供養先を、ぜひ一度探してみてください。

お墓や永代供養墓をお探しの方は、こちらのサイトをおすすめしています。

お墓のポータルサイト「いいお墓」


この記事を書いた人
みん

石材店で勤務した経験を活かし、数年前よりお墓と永代供養に関するブログを開設。これまでに400件以上の霊園を巡った経験あり。アイコンの帽子は好きなアニメから拝借しています。

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