大阪市天王寺区にある聖徳太子ゆかりのお寺、四天王寺では、事前予約なしで、当日に納骨をすることが可能です。ですが事前に何も調べず、当日納骨に臨むのは不安です。
このページでは、四天王寺での納骨を希望される方のために、納骨の受付から受付完了までを、簡潔にまとめました。
納骨日に滞りなく進められるように、こちらで予習してから納骨に臨んでください。
納骨準備すること
四天王寺で納骨するには、事前に書類などの準備しておくものがあります。納骨に必要な物についてはこちらのページに詳しくまとめています。
納骨する時に着ていく服装
一般的な墓石への納骨法要を行う時、ほとんどの方が喪服を選びます。
四天王寺への納骨時は喪服でなくて大丈夫です。派手な服装は好まれませんが、質素で暗めの色の洋服であれば充分です。
納骨の受付場所
四天王寺の納骨受付の場所は、六時堂です。
四天王寺の境内はとても広くて大きく、さらに地域の方や観光客もいるので、休日は混雑します。
納骨の受付場所である六時堂は、境内にある大きなお堂で、石舞台の正面にある建物です。六時堂を正面からみて左側が、納骨受付の入り口です。実際に現地へいってみると、どこに受付窓口があるのかが、少し迷います。
六時堂への行き方はこちらのページをご覧ください。
墓じまいの見積りをとってみる!受付時間
六時堂の納骨受付時間は、毎日の午前8時半から午後4時半まで(4月~9月)、10月から3月までは午後4時までです。
平日も土日も受付されています。土日のほうが混雑しています。
四天王寺の当日納骨の流れ
受付名簿に名前の記入
六時堂の上にある受付名簿に名前を書いて、名前が呼ばれるまで待ちます。土日などはかなり待ち時間がかかることもあります。コロナ化なので、最小限の人数で待つのがよいでしょう。
名前を呼ばれたら、施主が、受付窓口で納骨を申し出る。
この時点では遺骨や納骨費用はまだ受け渡ししません。火葬許可書の提出や施主の本人確認や、納骨の注意点などを説明してもらいます。
ここで、事前に準備しておいたもの(施主の個人情報や納める方の戒名や死亡年月日などの情報)を、受付の方に伝えます。メモ用紙に伝える内容をすべて書き留めておき、そのメモを渡すとスムーズに進めることができます。
納骨前に準備するものについては、こちらの記事にまとめています。
再び名前が呼ばれるまで待つ
受付が終わると納骨受け入れの準備を、お寺側で行われます。
名前がよばれたら、正面向かって左側の窓口へ
この窓口で骨壷に入った遺骨を預けます。骨壷には戒名(法名)や俗名の書かれたシールを貼ります。また納骨にかかる費用をお寺に納めます。遺骨とはここでお別れです。
最後に、正面でお焼香をあげる。
預けた遺骨は六時堂の真ん中へと移され祀られます。そこで、遺骨を前にしてお焼香をあげることができます。
当日納骨の流れを少し知っておくことで、慌てずにスムーズに進められると思います。受付の方も丁寧に案内してもらえるので安心です。
実際には、土曜日の14時半にお寺に着いて、納骨を申し込み全て終わったのが16時でした。土日で混雑していたこともあり、およそ1時間半の所要時間でした。
滞りなく納骨をするために、事前に準備しておくことが大切です。四天王寺の納骨に必要なものについてはこちらの記事をご覧ください。
四天王寺以外での納骨もお考えの方は、次のページも参考になります。
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