自分の家系や先祖代々がどの宗派なのか、ご存じですか?無宗教の方や、宗派に属していても日頃からのお寺さんとの付き合いが減ってきた現代、自分の家系や先祖の宗派がどこなのか、自分の宗派を知りたくても分からない、という方がいるようです。
そこで今回は、墓石をみて宗派を知る、墓石店や石材店の豆知識をお伝えします。このページで紹介するのは【 天台宗 】の墓石です。
天台宗の墓石を見つける方法
墓石の正面文字を見る
墓石で浄土宗かどうかを見分ける時、まず最初に確認すべきなのは、墓石の正面文字です。正面文字を見るだけで検討がつきます。なぜなら、墓石の正面には宗派の題目が刻まれることがあるからです。
天台宗の墓石には、「南無阿弥陀仏」という題目を彫刻します。
「南無阿弥陀仏」が彫られている墓石は、天台宗のお墓である可能性があります。ただ、この題目も天台宗以外の墓石にも使用されるので、墓石の正面が「南無阿弥陀仏」であるからといって、必ず天台宗の墓石であると言い切れません。
天台宗の墓石を見分けるもう一つの特徴は、家名の上に彫られる梵字です。天台宗の墓石には、梵字の「ア」や「バグ」や「キリーク」と呼ばれる文字が彫られることがあります。
墓石にある戒名には、天台宗ならではの特徴はありません。つまり、天台宗の墓石かどうかを見極めるには、墓石の正面をみて判断するとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
天台宗の墓石を見分ける豆知識をご紹介しました。見分けるポイントは次のようになります。
上のどちらかが当てはまると、それは天台宗の墓石である可能性があるでしょう。
天台宗以外の宗派を、墓石で見分けるには下のページをご覧ください。
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