墓石の全国平均価格はおよそ130万円といわれています。地域によって墓石の形や大きさが違うのであくまで全国平均価格となりますが、相場としても120万円~140万円です。以前と比べると墓石代の相場は下がってきているように思います。
しかし、お墓を建てる為には墓石代だけでなく、墓地代(永代使用料とも呼ぶ)も一緒にかかることが大抵です。墓石代と墓地代を合わせたお墓一式の価格相場は、約200万円といったところです。
このご時世、数百万円の出費は厳しいものです。できる限り安い金額、低価格に抑えたいという方は多いはず。
海洋散骨の資料請求そこで今回は、石材店に勤めていた経験をもとに、墓石を建立するときにお墓の値段を安く抑えるコツをご紹介します。お墓をこれから探している方、すでに墓地の契約が済んでいる方に向けた内容です。
墓石購入の時に、お墓の値段を安く抑えるためのコツ
墓石を購入するタイミングで、お墓の値段を安くおさえるコツを紹介します。
墓石購入のときにお墓の値段を安くするコツは、下記の3つです。これらについて、もっと詳しく解説していきます。
もしこれから霊園や墓地探しからスタートするという方は、次のページを参考にしてみてください。
海洋散骨の資料請求【1つ目】石の産地は「中国産」で十分
まずは一つ目の「石の産地は中国産で十分」の説明です。使用する石材の種類は、墓石の値段に大きく影響します。墓石に使われる石材は、日本国産のもの、中国やインドの外国産のものがあります。どこで採石した石であるかによって、石の性質や希少性が変わり、値段も違ってくるのです。
日本国産の石材は採石量が少ないので、外国産の石材よりも金額が高く設定されていることが多いです。その代わり、日本国産の石材が硬質なタイプが多く、水はけが良かったり経年変化に強いといわれています。ただ、外国産の石種のなかでも黒色の石材などで超高級な石種も存在します。
中国で採石された石材は、安価です。その理由は石材の採石量が多く、石材の切削や磨きの加工までも、中国国内で行われるので人件費や運搬費を抑えることができるからです。石の性質として中国産の石材は、国産やほかの外国産のものよりは目が粗く柔らかい性質のものが多いようです。けれど数十年は余裕でもちます。地震など災害がおきるほかに、採石した産地が原因で墓石が壊れたという案件は聞いたことがありません。石は自然のものなので、経年変化によって崩れやすくなったりもしますが、それは外国産の石材も日本国産の石材も、同じです。
つまり一般的な墓石を建てるには、中国産などの安い外国産石材を用いても、何の問題もありません。
ここまでは墓石の産地のお話でしたが、付け加えていうと「石材の加工費」も墓石の金額に直接影響します。墓石の形状は大抵、地域ごとで決まっています。なので、もし新たなデザインや加工をしようと思うと、墓石の見積もりは高くなります。オーダーメイドでなくて「少しだけお花のデザインを入れたい」といった要望でも、一からデザインを考えたり彫刻や加工で専門的な技術が必要になったりして、費用がかさむ場合があります。
どうしてもオリジナルで彫刻や加工を足したい方は、中国産やインド産などの比較的安価な外国産の石種にして、見積もりを依頼されてください。
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【2つ目】周りの墓石のサイズに合わせる必要はない
次の墓石の値段を安く抑えるコツは「周りの墓石のサイズに合わせる必要はない」です。
墓地の区画をすでに確保していて隣や後ろの区画に立派なお墓が建っている、という方は、周りのお墓に高さや大きさを合わせた方がいい、と思いがちです。
でも、お墓の高さや大きさは周りと揃えなくていいのです。一見、見劣りするように感じますが、全然そんなことありません。
ただし霊園の規定によっては墓石サイズが定まっている霊園があるので、規定はチェックしておきましょう。
使用する石材の量が増す分、墓石の値段も比例して高くなります。石材店の人と打ち合わせをするときは、霊園の中にある小さめのお墓のサイズをチェックしておいてください。その小さな墓石のサイズで見積りを依頼をするのもよいでしょう。
「周りの墓石とサイズを合わさないと、自分の家のお墓がみすぼらしく見える」などという考えは、もうあまり聞くことがなくなりました。
補足ですが、縦長の和型墓石と横長の洋型墓石で使っている石材の量は、ほとんど変わらないぐらいです。横長の洋型墓石のほうが小さなサイズに一見みえますが、実はそうでもないのです。
海洋散骨の資料請求【3つ目】余計な付属品をつけない
そして最後のコツが「余計な付属品をつけない」です。ここでいう余計な付属品とは、石製の供物台や物置石、広い墓地区画でよく見かける大きな石灯籠や階段式の外柵も同じです。これらは先ほど述べたように、使用する石材の量が増すと、その分費用が上乗せされます。
関西では納骨棺(のうこつかん)とよばれる遺骨を納める場所を、石製にすることもあります。しかし納骨棺は石製品でなくコンクリート製で充分まかなえます。
さらに、区画内に木を植えることも避けたほうがよいでしょう。後のお手入れにかなり費用がかかってきます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここでは墓石購入のタイミングで、お墓の値段を安く、低価格に抑えるコツを紹介してきました。見積りを依頼するときにぜひ参考にしてください。
別のページでは、初めの、お墓探しのタイミングでお墓の値段安くするコツもまとめています。
お墓は正直、高価な買い物です。慎重に納得のいくお墓探しをしていただきたい。ぜひ紹介した3つのコツを参考にしてみてください。
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