墓石の形に決まりはあるの?元墓石営業ウーマンがお伝えします。

墓石のカタチに決まりはあるの?
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墓石のかたちや石の種類や色に決まりはあるの?

墓石には、必ずこの形ではならないといったような決まりはありません石の種類や色にも決まりはないです。ただし、霊園によっては、規定で形や石の種類が定められている場合も・・・。また、お寺の境内にある墓地などでは、和風の墓石に限定されるなどということはあります。

大型の霊園に行けば、縦型の昔ながらの和風な墓石や、横型のシンプルな洋風な墓石が数多く建立されていますが、近年では、デザイン墓石と呼ばれる自由な発想でイチから墓石の形を考え、建立するというお墓も増えてきました

洋風の墓石

墓石の種類と安く墓石を建立する方法

お墓の種類は大きく、和型墓石、洋型墓石、デザイン墓石、プレート型墓石の4つに分けられます。

費用を抑えるという点から考えなら、プレート型の墓石にすれば、単純に使用する石の量を減らすことができるので、安く墓石を建立できる可能性は高くなります。

なぜなら、墓石の値段を決定する要因は、使用する石の量石の種類の影響が大きいからです。

御影石のブロック
使用する石の量を抑えれば、墓石の値段も下がります

石の種類を庵治石や本小松石などの国産最高級墓石を選ばずに、中国の福建省産のG603(じーろくまるさん)やG614(じーろくいちよん)などを使用すれば、安く建立することができます。

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墓石の基本的な構成と墓装品

お墓は、墓石本体(石碑)と、遺骨を納める納骨室(カロート)、墓地区画を囲む巻石(外柵)の3つを基本に構成されます。

一般的なお墓の形

その他、墓装品(ぼそうひん)と呼ばれる様々な付属品が設置されます。石材店や霊園業者が提案してくる全ての墓装品を揃える必要はありません。
墓地区画の広さや空きスペース、予算に応じて必要なものを選択し、設置することをお勧めします。

元墓石営業ウーマンがお伝えしたいポイント

墓石業界には、「お墓は、このように建てないと不幸が起こる。」とか「昔から皆さんこういう形のお墓しか建てていません。」と言ってくる石材店もいます。その際にあれ?なんかおかしいなココ・・・と思えるように石材店と墓石の話をする前に少しでもお墓のことについて、インターネットや書籍で学んでおきましょう!

墓石の部材について

最後に、石材店との墓石建立の話に出てくるであろう言葉をご説明します。

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墓石の部材説明
  • 墓石本体:文字を刻む仏石(さお石とも呼ばれます)・上台・中台(下台)・花立・線香立て・水鉢の一式を墓石本体と呼びます。
  • 霊標:墓誌(ぼし)・法名碑・戒名碑とも呼ばれ、埋葬されている方を刻む石標です。
  • 灯籠:ろうそく立てのことです。風がある日でも火の消えにくい風防が付いたものが主流です。
  • 巻石:境界石・外柵(がいさく)とも呼ばれ、区画の境界を示すためのものです。
  • 玉垣:巻き石の上にある囲いです。巻石の上に配置するものや巻石と一体型になっているものなど様々です。
  • 物置石:お墓参りの際に手荷物などを一時的に置く台石のことです。
  • 拝石:踏み石・飛び石とも呼ばれ、お墓参りの際の足場となります。
  • 玉砂利:墓地区画内に敷き詰める小さな玉石です。雑草を生えにくくするとともに、雨風によって土などが飛び散るのを防ぎます。


【結論】基本的には、墓石の形に決まりはありません。

墓石の高さや建ぺい率などの墓地の規定内であれば、基本的には自由に墓石の形は選べます。墓石の形や種類に決まりはあると言ってくる石材店に注意してお墓は選びましょう。