神戸市須磨区にある須磨寺は、昔から地域の方から親しまれている神戸市の有名寺院の一つです。神戸市周辺にお住まいの方や関西地方の方は、観光寺院というだけでなく、遺骨の納骨先としても有名なのをご存知でしょうか?
このページでは意外と知らない、神戸市須磨区の【須磨寺】の納骨について詳しく紹介していきます。
このページは、兵庫県でお墓や永代供養を探している、または、神戸市須磨区の須磨寺に納骨したいとお考えの方へ向けた内容です。
須磨寺(すまでら)とは
須磨寺は、兵庫県神戸市須磨区にある真言宗須磨寺派の大本山寺院です。正式名称は、上野山 福祥寺(じょうやさん ふくしょうじ)です。
須磨寺までのアクセスは、駅から徒歩で行く方法がおすすめです。
須磨寺までのアクセスは大変良く、山陽電鉄・阪神電車・阪急電車「須磨寺駅」から北へ徒歩5分と駅近で、JRの須磨寺駅からも徒歩圏内です。車で行く場合は、境内の駐車場が利用可能です。但し、須磨寺の駐車場は、少し狭い場所もあるので、車の運転に不安のある方は、電車で行かれることをおすすめします。
バリアフリーにもしっかりと対応された境内となっており、車椅子の方でも安心してお参り可能です。
須磨寺の納骨について
須磨寺で納骨するには、まず3つのタイプ(形態)があります。
それは、合葬、納骨堂、境内墓地 です。これらはそれぞれ、遺骨を納める場所と納骨の仕方が異なります。
須磨寺の合葬墓 萬霊堂(まんれいどう)
合葬の場合は、萬霊堂(まんれいどう)とよばれる屋外にある合祀墓に納められます。萬霊堂へ納骨する費用は、一体あたり【5万円】です。納骨する遺骨の数によって金額は増えていきます。
また、萬霊堂は複数の方が同じお墓に入ることになるので、後々に遺骨を取り戻すことはできません。つまり、萬霊堂からの改葬(遺骨の引っ越し)はできません。
須磨寺の萬霊堂は境内墓地の中に建っています。最近まで長い間改修工事が行われており、納骨不可となっていましたが、令和4年10月現在には再び納骨の受付予約が開始されています。
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須磨寺の納骨堂 青葉殿(しょうようでん)
続いては、須磨寺の納骨堂 青葉殿(しょうようでん)です。こちらも多くの方が利用しています。須磨寺は、本堂に向かって左方向へ参道を進んでいくと、境内墓地が見えてきて、その手前に現れる建物が納骨堂の青葉殿です。駐車場からは境内墓地の間を通って、一番最初にみえる建物が青葉殿になります。
青葉殿は立派で綺麗な建物です。その中には納骨堂のほかに大講堂や法要施設が備わっています。
須磨寺の納骨堂「青葉殿」へ納骨するのにかかる費用は、一体あたり5年間で【10万円】です。期限を更新せず5年間を過ぎると合葬の萬霊堂へ。更新をすると費用はかかりますが引き続き納骨し続けることができます。但し、骨壷の大きさは、高さが14cm以内、幅が9cm以内のものに限り納骨が可能です。
全骨を須磨寺へ納骨されたい場合は、分骨し、残りの遺骨を萬霊堂に納骨することができます。その場合の費用は、青葉殿の10万円と萬霊堂の5万円を合わせて15万円です。骨壷も青葉殿で1,000円で購入可能です。
須磨寺の墓地 須磨寺霊園
そして最後に、須磨寺には境内墓地があります。墓地代は、【200万円〜】からです。須磨寺は納骨堂だけでなくお墓を建てたいという方が多く、すでに沢山のお墓が建てられています。また、須磨寺の墓地で少し変わったところは、参道と区画の間が、盾で区切られている点です。通常の墓地ではあまり見られない風景です。
須磨寺の永代供養の特徴
須磨寺に納骨したいという方はよく聞きます。やはり有名な寺院なので、多くの方に知られています。なかには知人や親族が須磨寺に納骨されていると聞き、自分も須磨寺で納骨してもらいたいと思う方も多いように感じます。
神戸市内で安心できて、できるだけ安く納骨したいという方には、須磨寺で納骨することをおすすめします。それは、やはり有名寺院である安心感、実際に訪問したときに感じたお墓の管理体制(墓所の綺麗さ)などが、須磨寺の納骨をおすすめする理由です。
【結論】神戸市で、納骨や永代供養を探している方は、須磨寺を第一候補に
神戸市周辺で納骨先をお探しの方は、まず須磨寺を検討してみてください。そして、他にも近くのお寺や霊園などを調べて、比較検討してみてください。須磨寺より良い条件のお墓が見つかればそちらに決め、須磨寺より良い条件のお墓が見つからない場合は、須磨寺へ納めることがよいでしょう。
その際は必ず親族や家族との相談は欠かさないようにしてください。後々遺骨を取り戻せない、費用の折半など厄介な問題にならないように、事前の話し合いは必要です
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