永代供養ってどういう意味?

親のお墓を選ぶ 永代供養ってそもそも何?
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永代供養とは、永代に亘って供養することです。
それはそうだろうと思われた方もいるかもしれませんね。

永代とは【長い年月】を意味します。つまり、永遠ではありません。
勤めていた石材店では「代が続くまでずっと」という意味合いだと教わりました。

正直な話、「永遠に(ずっと)供養します」なんて、どこも約束してくれないのです。

もしもお骨を納めていたお寺さんが廃業したり、霊園の経営が困難になったりすると、約束していた先祖供養やお墓の管理は、永遠に続けられません。民間霊園では、経営者が代わると、約束していた供養方法も変わることもあり得るのです。

このことは、お墓を選ばれる皆さん自身が心得ておくべき大切な考え方です。
永代供養だけでなく一般的な墓石を選ぶときも同じです。
だから、親御さんやご家族ののお墓選びの時は、納めるお寺さん霊園や墓地の経営状態もきちんと確認すべきなのです。

話は戻りますが、今皆さんが探しているお墓は、
「永遠」供養じゃなく、あくまで「永代」供養です。

親のお墓や永代供養墓を選ぶ 永代供養の説明

永代供養のお墓で、期限を決めているお寺や霊園がよくあります。
大体のお寺や霊園は、「三十三回忌や五十回忌後に無縁となっていたら、合葬します」と書かれていて、「そんなの永代供養じゃない!」と言う方がいます。三十三回忌や五十回忌まで個別で供養し、その後は合葬して供養されるのですから、この制度も立派な永代供養です。あくまで、代が続くまで供養するという意味合いなのですから。

本山寺院や有名なお寺だと、永遠の供養を約束すところもあります。なかなか珍しいですし、そういった所は、場合によっては金額が跳ね上がったりもします。

親のお墓を考える時、親自身の希望も大事ですが、子どもであるご自身がどういう風にお墓参りをしていきたいか、も大切です
三十三回忌を超えても、「自分が生きている限り、親のお墓を見ていきたい」と考えている方は、今から永代供養を選ばなくてもいいかもしれません。近くの墓地でいいのかもしれません。

永代供養などのお墓の種類が豊富な今だからこそ、お墓選びは、考えて相談して決めることが大切です。


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