【全国の有名寺院にお墓や永代供養はあるの?ないの?】を調査します。今回のお寺は、十一面観音菩薩像で有名な鎌倉の観光名所「長谷寺」です。鎌倉のシンボルである鎌倉大仏とともに、多くの方が参拝に訪れる長谷寺ですが、長谷寺が何宗のお寺なのか、墓地はあるのか、といったお墓に関する事ってあまり知られていないですね。
そこで、鎌倉・長谷寺の見どころや特徴と、少し視点を変えて、長谷寺の宗派とお墓と永代供養について調査しました。このページは、鎌倉でお墓や永代供養を探している、長谷寺に納骨したい、とお考えの方へ向けた内容です。
鎌倉の長谷寺のお墓と永代供養について触れる前に、まずは、長谷寺の基本情報や見どころを紹介します。
鎌倉・長谷寺とは
鎌倉の長谷寺(はせでら)は、神奈川県鎌倉市長谷にある浄土宗系統の単立寺院です。長谷観音とも呼ばれます。ご本尊は十一面観音菩薩です。ご本尊の観音像は日本有数の高さを誇る木彫り仏と言われています。
また長谷寺は、年中、四季折々のお花と自然を楽しめるので「鎌倉の西方極楽浄土」とも呼ばれています。境内には鎌倉の海や街並みを一望できる見晴台があり、さらに上がると、2500株の紫陽花が出迎えてくれます。梅雨の時期には特に多くの方がお参りに来られます。
近くに鎌倉大仏があるので、大仏を見られてから長谷寺に来られる方も多いようです。
鎌倉の長谷寺へのおすすめの行き方・アクセス方法は、電車です。最寄り駅の江ノ電長谷駅からお寺まで徒歩5分の距離にあります。また、鎌倉大仏で有名な高徳院も近いので一緒に訪れるのも良いでしょう。歩きながら鎌倉の風情を楽しめます。長谷寺には専用の駐車場があるので、車でのアクセスも便利です。
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鎌倉・長谷寺の見どころと特徴
鎌倉の長谷寺の見どころや特徴は、2つあります。
一つ目は、ご本尊の十一面観音菩薩像です。先に紹介しましたが、長谷寺のご本尊像は、木彫仏として日本有数の高さを誇ります。高さ9.18mの立像です。又の名を長谷観音といい、境内の観音堂で安置されています。その姿は、奈良の長谷寺の観音像と同じで、右手に数珠と錫杖、左手に水瓶を持つ長谷寺式の像容です。造立は室町時代を言われており、何度も修復されてきたそうです。
ちなみにですが、十一面観音とは、観音菩薩の変化身(へんげしん)の一つであり六観音の一つです。頭部に11の顔を持つ菩薩です。
そして二つ目の見どころは、四季折々の花や草木を一年中楽しめることです。境内には、沢山の花や草木が植えられていて、特に、紫陽花は山の斜面に広がっていて花が咲く梅雨の時期はとても綺麗です。その魅力から長谷寺は「花のお寺」とも呼ばれいます。
鎌倉の長谷寺の見どころはこの2つに留まりません。境内のお地蔵さんなど、まだまだ魅力があります。
鎌倉・長谷寺の歴史や伝説
鎌倉の長谷寺の創建のきっかけはいまだに解明されていません。創建された年は、奈良時代の736年とされています。お堂なども修復や再建を繰り返されているようです。
鎌倉・長谷寺の宗旨宗派
鎌倉の長谷寺は、浄土宗系統の単立寺院です。
江戸時代の初めである1607年の徳川家康による伽藍修復を期に、浄土宗に改宗しましたが、太平洋戦争終戦直後に、金戒光明寺、知恩院という浄土宗の二大本山が浄土宗から独立した混乱期に、浄土宗から独立し単立寺院となりました。
鎌倉・長谷寺にお墓はあるの?
「お墓」と一括りに言っても、お墓には色々な種類があります。最も一般的なのが、墓標に石を建てて石の下に埋葬する墓石タイプのお墓です。そしてその次に、建物の屋内に遺骨を収蔵する納骨堂タイプのお墓、墓標に木を植えて周りに埋葬する樹木葬タイプのお墓、複数の遺骨とともに共同で埋葬する合葬合祀タイプのお墓などがあります。
ここでは、上のいずれかのタイプのお墓が、鎌倉の長谷寺にあるのか、ないのかを調査してまとめています。
結論を言いますと、鎌倉の長谷寺にはお墓があります。合葬合祀タイプのお墓です。「永代有縁墓」といいます。
長谷寺の永代有縁墓にかかる費用は、一霊あたり60万円です。費用の内訳は、永代使用料30万円、永代供養料20万円、維持管理料10万円(前払い)です。檀家になる必要もなく、宗旨宗派を問いません。浄土宗以外の方も申し込みできます。また、生前の申し込みも可能です。
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鎌倉・長谷寺に永代供養はあるの?
永代供養とは、様々な理由でお墓参りにいけない遺族に代わって、お寺や霊園が遺骨の管理と供養をしてくれることを言います。
ここでは「遺骨」と言いましたが、お寺が表現する永代供養の中には、遺骨に対する供養に限らず、位牌などの故人を象徴するものに対する供養を指すことがあります。すなわち、お寺に永代供養があるという情報だけでなく、その永代供養が、遺骨を納骨できるタイプなのか、位牌のみのタイプなのかも確認する必要があります。
結論を言いますと、鎌倉の長谷寺には、永代供養があります。上で説明した合葬墓「永代有縁墓」は永代供養ができるお墓です。申し込みをして最初に費用をお寺に支払うと、後継ぎがいなくなってもお寺が家族の代わりに、遺骨の供養・管理をしてくださいます。重複しますが、永代有縁墓にかかる費用は、一霊につき 60万円です。
また、永代有縁墓は遺骨に対する供養が行われるのですが、長谷寺ではその他にもお地蔵尊の永代供養もございます。こちらは、先祖供養や水子供養を望まれる方に向けた永代供養となります。地蔵尊の種類によって金額は変わります。
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【まとめ】長谷寺にお墓や永代供養はあるの?
いかがでしたでしょうか。
鎌倉の長谷寺には、合葬合祀タイプのお墓がありました。また、そのお墓は永代供養がついています。宗派も問わないので鎌倉周辺で納骨を探されている方は、一度検討されるのも良いと思います、
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