「全国の有名寺院にお墓や永代供養はあるの?ないの?」を調査します。今回のお寺は、海外からの旅行客も大勢訪れる東京浅草の有名寺院「浅草寺」です。雷門や風神雷神の仏像、五重塔や仲見世商店街などで、とても有名です。しかし、浅草寺が何宗のお寺なのか、お墓や墓地のことってあまり知られていないですよね。そこで、東京・浅草寺の見どころと共に、少し視点を変えて、浅草寺のお墓や墓地、永代供養について調査しました。このページは、東京でお墓や永代供養を探している、浅草寺へ納骨したい、とお考えの方へ向けた内容です。
浅草寺のお墓や永代供養について触れる前に、まずは、浅草寺の見どころなどを紹介します。
東京・浅草寺とは
東京都台東区浅草にある浅草寺(せんそうじ)は、赤くて大きな提灯の雷門(かみなりもん)でよくご存知だと思います。浅草寺と書いて、あさくさでら、ではありません。浅草を観光したり東京へ修学旅行に行ったりすると、必ず訪れる観光スポットではないでしょうか。
浅草寺は、東京都内で一番古いお寺です。なんと、浅草寺の起源は飛鳥時代とされています。ご本尊は聖観世音菩薩(しょうかんのんぼさつ)で、通称、浅草観音(あさくさかんのん)や浅草の観音様などと呼ばれています。浅草寺は現在、聖観音宗の本山寺院となっています。
浅草寺へは、各路線の浅草駅から徒歩5分程で着きます。専用駐車場はないので、電車でのお参りがおすすめです。
浅草寺には年間約3,000万人の参拝者が訪れます。夜はライトアップもされ、昼の縁日では屋台が出ていたり、初詣や節分といったイベントは特に賑わいを見せます。近くに東京スカイツリーもあるので、浅草観光ですとセットで訪れるのが良いかもしれません。
東京・浅草寺の見どころと特徴
浅草寺の見どころは3つあります。一つは雷門、次に常香炉(じょうこうろ)、三つ目が仲見世(なかみせ)商店街です。
まず、境内の入り口にある雷門は、言わずと知れた浅草のシンボルです。正式名称は「風雷神門」といいます。なぜ雷門と呼ばれているかはいまだ不明です。門の左右に安置されている風神と雷神の像は立派で迫力があります。門に向かって右側に風神像、右側に雷神像が安置されています。そして、門の真ん中には赤くて巨大な提灯が吊るされ、大きく「雷門」と記されています。浅草寺の映像や写真でよくみる風景です。実は、雷門は江戸時代幕末に焼失し、その後、約95年もの間、再建されませんでした。1960年に浅草観音に祈願して病気が回復した実業家の松下幸之助氏が寄進し、現在の雷門が存在するのです。
二つ目の見どころは、常香炉です。その名前の通りですが、本堂の向かいにあるお香が常に焚かれている場所を指します。ここから出る煙を身体の痛いところにあてると良くなる、と言い伝えられています。多くの観光客がここに集い、いつも賑わっています。
そして最後が仲見世商店街です。仲見世通りとも呼ばれています。仲見世商店街は、雷門を抜けて境内に入り、本堂までに続く商店街です。特に、仲見世通りの人形焼はとても人気です。お土産屋さんや食べ物屋さんが多く建ち並ぶので、通りを歩くだけでも楽しめます。江戸情緒も感じられます。
東京・浅草寺の歴史や伝説
浅草寺の起源は、628年、ご本尊である聖観世音菩薩の仏像をとある兄弟が発見し、その仏像を持ち帰り、お寺にお祀りした出来事、とされています。そして、645年には、勝海上人という僧が観音堂を修造し、仏像は秘仏とされました。その後、雷門や現在の宝蔵門などが創建されていきます。鎌倉幕府の源頼朝や江戸幕府の徳川家康なども祈願のために浅草寺へ参拝していた、という記録が残っています。何度か天災に見舞われ、その度に再建復興を遂げてきました。江戸時代になると、浅草寺は娯楽が栄えて庶民が集う場所として親しまれていきます。1945年の東京大空襲では本堂や五重塔などが焼失してしまいますが、再建して現在に至ります。
東京・浅草寺の宗旨宗派
浅草寺の宗派は、聖観音宗です。あまり聞き慣れない宗派ですね。
浅草寺は元々、天台宗のお寺でしたが、1950年に天台宗から派生し独立、聖観音宗の本山寺院となっています。ご本尊は、聖観世音菩薩です。浅草寺で浅草観音と呼ばれる観音様です。参拝時は、合掌して「南無観世音菩薩」を唱えます。浅草寺を本山とする寺院は、支院25か寺、末社18舎に及びます。同じ浅草にある本龍寺や遍照院は、浅草寺の支院です。
東京・浅草寺にお墓はあるの?
浅草寺にお墓や墓地はありません。つまり、浅草寺でお墓を持つことは不可能です。ただし、浅草寺の支院にはお墓や墓地があるので、聖観音宗の檀信徒の方や改宗されたい方は浅草寺の支院の墓地を検討することができると思います。
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東京・浅草寺に永代供養はあるの?
浅草寺には位牌の永代供養があるのですが、令和3年11月現在、もう既に受付終了となっています。すなわち、浅草寺での永代供養は現時点で出来ません。
位牌の永代供養とは、遺骨を納める(納骨する)ことはできませんが、故人のご位牌を安置して永代供養を行うことです。永代供養のために納めれらた位牌の数は約3万基に及び、現在も五重塔の霊牌殿にてご安置されています。
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【まとめ】東京・浅草寺にお墓や永代供養はあるの?
いかがでしたでしょうか?
東京都内最古のお寺である浅草寺には、墓地などのお墓はなく、位牌の永代供養も既に受付終了、という調査結果でした。
ですが、浅草寺の支院には、墓地やお墓はあることが確認できました。浅草寺や浅草周辺でお墓をお探しの方は、ぜひそちらも検討してみてください。
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