京都府内で有名な納骨堂をいくつかご紹介します。 納骨堂の種類については、別の記事をご覧ください。
費用感として、石のお墓ですとおよそ150万円で、1㎡サイズの墓石が建てられると考えてみてください。
※ 表記している費用は、2019年のものです。
このページでの「使用料」とは、永代使用料や志納金といった、納骨堂を使用するために最初に支払う料金を指します。「年間管理料」は管理料や護持会費といった年間に継続してかかってくる費用を指します。納骨堂を持っているお寺や管理先によって名称が変わるので、分かりやすく名称統一してご紹介します。
東山浄苑 東本願寺
納骨壇タイプのお墓です。ご紹介するのは、二段型納骨壇といって個人墓やご夫婦用の納骨壇です。その他にもご家族分のお骨を納めることの出来る納骨壇の種類もございます。浄土真宗本山の東本願寺が管理されている有名な納骨堂です。
東山浄苑 東本願寺 の概要
住所 | 京都市山科区上花山旭山町8-1 | |
アクセス | JR京都駅、阪急河原町駅、京阪五条駅から車で約10~15分 | |
経営主体 | 浄土真宗 東本願寺 | |
公式サイト | http://honganjifoundation.org/jouen/ | |
お参り時間 | 9:00~17:00 | |
備考 | 永代にわたり護持管理されるので、無縁になっても安心です。 |
東山浄苑 東本願寺 の費用
使用料 | 1,458,000円 ( 三具足や電気香炉なども含む) |
年間管理費 | 不要 |
雲龍院 龍華堂
室内の自動搬送式のお墓です。お寺は皇室の菩提寺である泉涌寺別院であり、高級感があります。お墓参りできるスペースやご位牌の有無によって、2種類の費用プランを選べます。
雲龍院 龍華堂 の概要
住所 | 京都市東山区泉涌寺山内町36 |
アクセス | JR、京阪「東福寺」駅より徒歩20分 |
経営主体 | 雲龍院 |
公式サイト | https://www.unryuin.jp/ |
備考 | 無縁となった場合、合祀墓に移設されます。 |
雲龍院 龍華堂 の費用
通常永代供養付き
使用料 | 880,000円~ |
年間管理費 | 13,000円~ (「龍華会」の年会費3,000円も含みます) |
特別永代供養付き
使用料 | 1,280,000円~ |
年間管理費 | 13,000円~ (「龍華会」の年会費3,000円も含みます) |
青蓮院
納骨壇タイプのお墓です。納骨壇の種類は3種類あり、標準・大型・特製壇と分かれています。ここでは標準壇の費用をご紹介します。青蓮院門跡は、格式ある門跡寺院です。
青蓮院 の概要
住所 | 京都市東山区粟田口三条坊町 |
アクセス | 地下鉄東西線「東山」駅下車 徒歩7分 |
経営主体 | 天台宗 青蓮院門跡 |
公式サイト | http://www.shorenin.com/noukotsu/index.html |
お参り時間 | 9:00~16:30 |
備考 | 無縁になった場合、最終の名義人の方の33回忌を迎えますと、お骨は持製壇と合祀墓へ移設されます。 |
青蓮院 の費用
標準壇
使用料 | 2,300,000円 |
年間管理費 | 不要 |
京都市営深草墓園
京都市営の納骨堂です。市町村が管理運営している一般的な納骨堂となります。京都市民、もしくは以前市民であった方はお申込み可能です。永年納骨が可能ですが、合葬式のため、将来お骨の返却はできません。
京都市営深草墓園 の概要
住所 | 京都市伏見区深草石峰寺山町 | |
アクセス | 京阪本線「龍谷大前深草」駅から徒歩7分、JR奈良線「稲荷」駅から徒歩8分 | |
経営主体 | 京都市 | |
お参り時間 | 8:00~17:00 | |
公式サイト | https://kyoto-fukakusaboen.jp/ | |
備考 | 供養はついていません。短期納骨も可能です。 |
京都市営深草墓園 の費用
使用料 | 20,000円(1体あたり、市内在住の方) 40,000円(1体あたり、市外在住の方) |
年間管理費 | 不要 |
ご紹介したのは、ごくごく一部の納骨堂です。やはり納骨堂は、石のお墓と比べると費用的に安いように感じます。納骨堂を考えるとき最初に考えていただきたいのは、将来納めるであろうお骨の数です。納骨堂は納めるお骨の数がどうしても制限されます。永くお墓を守り続けられる方には納骨堂は不向きです。
また、納骨堂を検討される方が一番気になるのは、“無縁墓になった場合”の供養方法です。お話を聞いていると、「無縁となった後に合祀墓(家族以外の方と同じお墓に入ること)はちょっと…」とおっしゃる方もいます。大阪府内はお寺が多く点在し、納骨堂を利用される方も多いことから、多種多様な納骨堂の形がございます。何よりも、ご家族やご親族で相談し決めることが重要です。石のお墓もご検討中の方は、ぜひこちらもご覧ください。