秋の紅葉スポットである京都・南禅寺にお墓や永代供養はあるの?

京都の南禅寺にお墓や永代供養ある?アイキャッチ
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【全国の有名寺院にお墓や永代供養はあるの?ないの?】を調査します。今回のお寺は、国内外問わず多くの方が訪れる京都の観光名所南禅寺です。清水の舞台や清水坂などで大変有名なお寺ですが、南禅寺が何宗のお寺なのか、墓地はあるのか、といったお墓に関する事ってあまり知られていないですね。
そこで、京都・南禅寺の見どころと、少し視点を変えて、南禅寺の宗派、お墓と永代供養について調査しました。
このページは、京都でお墓や永代供養を探している、南禅寺に納骨したい、とお考えの方へ向けた内容です。

京都の南禅寺のお墓と永代供養について触れる前に、まずは、南禅寺の基本情報や見どころを紹介します。

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京都・南禅寺とは

京都の南禅寺(なんぜんじ)は、京都市左京区にある臨済宗南禅寺派の大本山寺院です。1291年に建てられたとされています。敷地内にあるのは、歌舞伎の有名な台詞である「絶景かな、絶景かな」で知られる南禅寺の三門や、御所を移して再建した大方丈と呼ばれる建物、仏教の世界を表した江戸時代の代表的な枯山水庭園などです。

京都の南禅寺にお墓や永代供養ある?三門
南禅寺/三門

また、赤レンガが造られたアーチ型の水路閣(琵琶湖疎水)は、四季を楽しめる遊歩道となっています。この水路は琵琶湖から京都へ水を運ばれるために造られたものです。
また、南禅寺は京都の紅葉スポットしても大変人気ですので、国内外からの観光客や参拝客で非常に賑わっています。南禅寺周辺には湯豆腐の老舗のお店もいくつかあり、南禅寺への参拝のついでに立ち寄る方も多いです。

京都の南禅寺へのおすすめの行き方・アクセス方法は、電車です。最寄り駅の蹴上(けあげ)駅から徒歩で約7分の距離にあります。駐車場もあるので車でも参拝できます。
南禅寺の周辺には哲学の道や平安神宮などの観光地もあるので一緒に訪れてもみるのも良いかもしれません。

南禅寺の基本情報
  • 名称:瑞龍山 太平興国南禅禅寺
  • 住所:京都市左京区南禅寺福地町86
  • 交通アクセス:京都市営地下鉄「蹴上駅」下車 徒歩7分
  • 宗派:臨済宗南禅寺派 大本山
  • 拝観時間:12月1日~2月28日 8:40~16:30
  • 3月1日~11月30日 8:40~17:00
  • 拝観料:
    ・方丈庭園 一般 600円、高校生 500円、小中学生 400円
    ・三門 一般 600円、高校生 500円、小中学生 400円
    ・南禅院(塔頭) 一般 400円、高校生 350円、小中学生 250円
  • 駐車場:あり

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京都・南禅寺の見どころと特徴

京都の南禅寺の見どころや特徴は、3つあります。
一つ目の見どころは、南禅寺三門です。歌舞伎「楼門五山桐」の主人公、石川五右衛門のセリフ「絶景かな、絶景かな」で有名で、現在は重要文化財に指定されている立派な門です。拝観料を払うと門内に入って上階へ上がることができます。南禅寺三門の上から望む景色は京都市内と思えないような、自然的な風情を感じることができます。

京都の南禅寺にお墓や永代供養ある?三門の中
南禅寺/三門の風景

二つ目の見どころは、枯山水庭園です。南禅寺にはいくつかお庭が存在します。方丈前の枯山水庭園は小堀遠州作といわれ、「虎の子渡しの庭」とも呼ばれて国の名勝とされています。
また、小方丈庭園(別名:如心庭)は、心の字形に庭石を配置した枯山水の石庭でとても素敵です。

最後は、琵琶湖疎水の水路閣です。南禅寺の境内を横切る水路閣は、赤レンガでできているアーチ状の橋で、琵琶湖から京都へ水を運ぶために造られています。お寺やお庭と違った別の歴史を感じられます。

京都の南禅寺にお墓や永代供養ある?水路
南禅寺/水路閣

京都・南禅寺の歴史や伝説

京都の南禅寺の開建のきっかけは、1291年、亀山法皇(後嵯峨上皇の皇子)が無関普門という僧侶を開山に迎え、龍安山禅林禅寺を創建したことが始まりとされています。
当初の寺号であった龍安山禅林禅寺を現在の「太平興国南禅禅寺」という寺号に改めたのは1299年 ~1302年の期間だそうです。
1334年に後醍醐天皇が南禅寺を五山の第一としましたが、1385年に足利義満は自らの建立した相国寺を五山の第一とするために、南禅寺を「別格」として京都五山・鎌倉五山の上に位置づけました。
南禅寺も開建後、火災、焼失、再建を繰り返してきました。そして現在、方丈は国宝に登録され、三門や勅使門は重要文化財に指定されています。

京都・南禅寺の宗旨宗派

京都の南禅寺は、臨済宗南禅寺派の大本山寺院です。室町時代に京都五山・鎌倉五山の上に置かれた別格扱いの寺院で、日本の全ての禅寺の中で最も高い格式を持つとされています。ご本尊は、釈迦牟尼仏です。
南禅寺には塔頭寺院がいくつか存在しています。南禅寺の境内に建立されています。

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京都・南禅寺にお墓はあるの?

お墓はあります イメージ画像

「お墓」と一括りに言っても、お墓には色々な種類があります。最も一般的なのが、墓標に石を建てて石の下に埋葬する墓石タイプのお墓です。そしてその次に、建物の屋内に遺骨を収蔵する納骨堂タイプのお墓、墓標に木を植えて周りに埋葬する樹木葬タイプのお墓、複数の遺骨とともに共同で埋葬する合葬合祀タイプのお墓などがあります。
ここでは、上のいずれかのタイプのお墓が、京都の南禅寺にあるのか、ないのかを調査してまとめています。

結論を言いますと、京都の南禅寺にはお墓があります。正確には、南禅寺の塔頭寺院に、お墓がいくつかあります。
ただし、墓石タイプのお墓は、塔頭寺院の檀家さん向けのお墓(いわゆる寺院墓地)なので、一般の方の申し込みは出来ないと思われます。
例外として、南禅寺の塔頭寺院の一つである、帰雲院(きうんいん)というお寺には、宗派を問わない屋外の納骨堂タイプと合葬合祀タイプのお墓があります。
屋外の納骨堂タイプのお墓には複数の骨壺を納めることができて130万円~、合葬合祀タイプのお墓は1霊につき15万円~です。
帰雲院は大本山寺院の境内にあるお寺なので、将来も安泰です。

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京都・南禅寺に永代供養はあるの?

永代供養はあります イメージ画像

永代供養とは、様々な理由でお墓参りにいけない遺族に代わって、お寺や霊園が遺骨の管理と供養をしてくれることを言います。
ここでは「遺骨」と言いましたが、お寺が表現する永代供養の中には、遺骨に対する供養に限らず、位牌などの故人を象徴するものに対する供養を指すことがあります。すなわち、お寺に永代供養があるという情報だけでなく、その永代供養が、遺骨を納骨できるタイプなのか、位牌のみのタイプなのかも確認する必要があります。

結論を言いますと、京都の南禅寺には永代供養ができます。こちらも正確には、南禅寺の塔頭寺院に永代供養つきのお墓があります。
先ほど紹介した、塔頭寺院の帰雲院の、屋外納骨堂タイプと合葬合祀タイプのお墓は、永代供養ができるお墓です。帰雲院「ともし碑」と呼ばれています。

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【まとめ】南禅寺にお墓や永代供養はあるの?

いかがでしたでしょうか。
南禅寺には塔頭寺院にお墓がいくつか存在します。墓石タイプのお墓は檀家さん向けであるので、一般の方は使用できないかと思われます。
宗派を問わないお墓が、南禅寺の塔頭寺院である帰雲院にあります。こちらは、永代供養のついているお墓で、屋外の納骨堂タイプと合葬合祀タイプの二種類ありますので、ご事情に合わせて申し込みできます。

その他にも、臨済宗のお寺は京都にいくつかありますので、いくつかのお寺や霊園を検討されることをおすすめします。

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この記事を書いた人

石材店で勤務した経験を活かし、数年前よりお墓と永代供養に関するブログを開設。これまでに500件以上の霊園を巡った経験あり。

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